カーリースの仕組みをご存知?
分かっていることは「クルマを借りて、期限がきたら返す」ぐらいだと思います。
基本は、間違い無いのですが
じゃぁ、クルマを借りようか? とはなりませんよね
だって、毎月1万円の出費だって1年だと12万円7年だと84万円もするのに簡単に決められませんよね。
クルマを買って自慢したくもないのだけど、やはり新車は気持ちいいしね。
クルマを借りるのだったら、レンタカーでいいのかもしれないけど、レンタカー会社に出向いて手続きをするのは面倒!
必要なときにレンタカー会社までの移動はどうしたらいいの? 近くないのだけど雨の中歩くのなんて考えたくもない!
それならカーリースはどうでしょう!
期間を決めて、その間だけ借りて期間が終了すれば返せばいいのです。
それでもまだ使いたくなったら、期間延長するかそのクルマを購入すればいいのです。
便利そうなカーリースの仕組みとメリットを見てみましょう。
借りる期限はどのくらい?
契約期間は1年から最長11年の契約期間が選択できます。
1年より短い期間だと、レンタカーを借りた方が安くなります。
リースの契約期間で多いのは、5年から7年の契約が多いです。
5年の契約だと1度車検を受けて2回目の車検の前に返却することになります。
それに、5年だとメーカー保証が切れるタイミングになるので、5年契約しておこうかとなります。
また、7年だと5年プラスもう一度車検を受けることになります。近年のクルマは7年ほどだと故障する率は少なくなっているので7年を選んでもリスクは少ないと思います。
リースは終了すると返すのだよね?
カーリースの契約は、契約期間が終了すると使っていたクルマを返却するのが基本です。
借りていたクルマを返す必要がなく、そのままクルマをもらうことができるカーリースもあります。
◎リース契約終了すると、クルマがもらえるカーリース
◎クルマがもらえるオプションを追加して契約終了時にクルマをもらう
クルマがもらえるカーリースだと購入するのと変わらないのじゃないのかな? と疑問に思います。
次に、クルマを購入するのとカーリースの違いを見てみましょう。
クルマを購入するのともらえるカーリースではどう違うの?
もらえるカーリースなら、クルマを購入するのと違いが無いように思います。
違いは一体何なのでしょうか?
リースでは
◎頭金不要
◎ボーナス払い不要
◎毎月定額の支払い
◎車検費用が月額に含まれる
◎毎年の税金が月額払いに含まれる
◎オイル交換などのメンテナンス料金も月額に含まれる(契約内容で違う)
購入すると、上記の費用が個別に支払いが発生するので別予算としておいておかないといけません。
車検費用や税金・メンテナンス代金など予算化するのは大変面倒です。
ではなぜカーリースだと毎月定額支払いでいいのでしょうか?
それは、クルマを借りているからです。
リース会社があなたに貸しているので、車両費用やメンテナンスにかかる費用それに税金などは、メンテナンス会社が支払います。
そのためにあなたは、毎月の利用料だけ支払えばクルマを使用することができます。
もらえるカーリースじゃなく返すリースの注意点は何?
もらえるカーリースでは気にすることのなかったことでも、クルマを返却するのであれば注意する必要があります。
その注意点をあげてみます。
走行距離に注意
契約が終了したクルマは、中古車として市場に行くことになります。
中古車市場でのクルマの価値の一つに「走行距離」があり、年数の割に走行距離数の多いクルマは、クルマの価値が下がります。
ある程度の価値が返却時につくことを予想してリース料金が決められるので、契約時点で走行距離が決められるのです。
契約の走行距離を超えた場合は1Kmにつき8円から15円の過走行損害金が発生します。
もらえるリースであれば返却しないので、走行距離が多くても問題ありません。
しかし、もらえるリースであっても契約途中でクルマを返却しなくてはいけなくなったときには、走行距離によって違約金が発生するので注意が必要です。
外装や内装の傷はどうなるの?
もらえるカーリースであれば、傷などは気にする必要はないのですが返す場合は注意が必要です。
クルマを返却するときには、査定をします。
そのクルマの現在の価値を審査して、予定通りの価値があるのかを調査するのです。
外装の傷や凹みなどがあれば修理が必要になります、内装にしても汚れなどがあれば清掃費用がかかります。
通常使用での傷や汚れなら許容範囲なのですが、費用が発生するようなことがあると返却後に請求されることがあります。
いくら注意してもスーパーでドアパンチされたら自腹での修理?
自分では注意していても、止めている間に小さな傷をつけられることがあります。
傷つくのを嫌がって、クルマに乗らずに飾っておくのも何だか変だし、そんな時には自衛の手段として「車両保険」をかけることをお勧めします。
保険をかけておけば、安心できます。
いやいや、そこまで費用をかけるのはとおっしゃるのでしたら、リースの免責があることを知っておきましょう。
リース会社によって免責の金額が違いますが、おおよそ10万円から20万円が免責費用としてみられています。
免責は、リース満了時にクルマを査定して修理が必要なときにその修理費用から免責額を引いた金額があなたに請求されます。
小さなドアパンチや少しの過走行なら、免責額で補うことができます。
免責があると安心ですが、リース会社によって金額が違います。
★カーリースの注意点をまとめると
「クルマは所有するものでなく、使用するもの」という人が増えてきています。
リースを利用する人が増加傾向にあるのも、クルマは使用するものと割り切っているからでしょう。
リースを否定する人の中には、
「リースは、いくら料金を支払っても自分のものにならない」という人がいますがそのデメリットが無くなったのが「もらえるリース」です。
それと、「返すときに費用を請求された」という人がいますがその原因は、過走行であったのか傷や汚れが多くあるかぐらいなので通常の使用では、たくさんの費用を請求されることはありません。
便利なカーリースですが、リース会社によって料金の違いやオプションの違いなどがあります。
リース会社を比較してあるサイトがあるのでご紹介します。
リース会社ごとにいろいろ比較してあるのと、車種ごとのおすすめのリース会社と予算別のリース会社が書いてあるので参考になります。
カーリースを検討されるときには一度ご覧いただければと思います。